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POSTED/2021.07.28
エアコン設置工事に専用回路/コンセントが必要な理由とは?
こんにちは。
長野県安曇野市を主体に、給排水設備工事、水まわりリフォーム工事、給湯器やエアコンの販売・取付交換工事を行っていますALTEC株式会社(アルテック)です。
先日のエアコン設置工事の続きです。
2階寝室へエアコン専用回路の増設となります!
取付するエアコンは寒冷地用エアコン14畳用 単相200V 20A
事前に取付場所の調査を行い、今回はエアコンの電源(コンセント)が無かったためエアコン専用回路の増設を行いました!
そこで、なぜエアコン設置工事に専用回路(コンセント)が必要なのかご説明します(^^♪
経済産業省のホームページ(よくある質問)に記載されているように、エアコンの専用回路の設置は法令上の義務はなく、国の規制ではありません。
一般的に、エアコンは始動電流が大きいため、一般回路を使用し他の電気器具と併用した場合には、過電流の発生によりブレーカーが落ちやすくなったり、火災につながる恐れがあります。
そのため、民間規格である、定格電流が10Aを超える据置型の大型電気機械器具については、別に専用の回路を設けることとされています。
エアコンの専用回路により、エアコンに必要な電力を確保でき、事故が起こる危険を減らすことができます。
またコンセントとエアコンの電源プラグには種類があって、どのコンセントにどんなエアコンでも接続できるというわけではありませんので注意が必要です。
エアコンの電源プラグは、エアコンの運転に必要な電流/電圧によって違いがあり、対してコンセントは、その回路で使用することが可能な電流/電圧によって形状が変わります。
当社では、エアコン設置工事にあたり、専用回路(コンセント)がない場合は、お客様にご説明してエアコン専用回路(コンセント)増設工事をご提案させていただきます(^^)/
今回工事の電源増設前⇩
納戸に取付されていた分電盤に、安全ブレーカー(配線用しゃ断器)を増設するスペースがないですね(-_-;)
施工中⇩
取付られていた分電盤の隣に、安全ブレーカーを取付けるボックスを設置しました!
1階お風呂の点検口を確認したら、作業のできる空間がありました!
できるかぎり電線を見えないようにしたい(見せたくない!)ため、お客様にご説明して点検口(開口)を取付させていただきます。
天井面に取付したエアコン専用回路(コンセント)⇩
将来用に隣の寝室へエアコン専用回路(コンセント)⇩
今回は幸い、2Fの納戸に点検口(開口)が作られていたため、すべての増設した配線を見えないように施工できました!
また将来用に隣の寝室へも電源を配線、次回のエアコン増設も安心してご使用できます(^^)/
点検口の施工後⇩
点検口もきれいに収まりました(^_-)-☆
工事施工後、配線の接続にミスがないかなどの自主検査をして完了です(^^)/
エアコンの取付/設置工事に関する疑問や施工依頼、ご見積もりなどありましたら、お問合せフォームまでお気軽にご相談下さい!
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